任天堂、岩田社長らの報酬カット 「3DS」販売不振も影響 4~6月期377億円の営業赤字
任天堂は29日、平成23年4~6月期に377億円の営業赤字に陥るなどの業績悪化を受け、8月分から役員報酬を減額することを明らかにした。岩田聡社長は50%、5人の代表取締役は30%、それ以外の取締役4人は20%をそれぞれ減額する。減額の期間は明らかにしていない。
同社の役員報酬は固定で支給する分と、業績に連動する分があり、減額するのは固定分。
業績悪化に応じて連動分は減少するが、今回はさらに経営責任の重大性を考慮し、固定分の減額に踏み切った。
任天堂は、今春に発売した携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS」の販売不振や円高が響き、23年4~6月期の連結決算で営業赤字に転落。24年3月期の最終利益予想を200億円に大幅下方修正した。
業績悪化を受け、29日の東京株式市場で株価は急落し、一時、ストップ安の1万1100円まで売り込まれた。
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