- 1 :ライトスタッフ◎φ ★:2011/08/29(月) 17:32:53.71 ID:???
- 必要は発明の母。自転車の空気入れは面倒という方が世の中にいるのであれば、
空気入れ不要の自転車タイヤが生まれるわけです。この奇妙なタイヤの名前は
PumpTire。Benjamin Krempelさんらが開発中のもので、現在 Kickstarter で
出資を募っています。肝となるのは普通のタイヤより大型のバルブ部分で、
ここから空気を取り込み、タイヤ外側のある細いチューブへ送って、通常の
チューブ部分へ届けるという仕組み。あらかじめ設定された空気圧までどんどん
空気を送り込んでいくので、たとえ空気がまったく入っていない状態からでも、
走るうちに最適な空気圧にすることができます。バルブを動かすことで、
空気圧を変えることも可能。ただ仕組み上、パンクそのものがなくなるわけでは
ありません。
Kickstarter では25万ドルと、かなり高額の出資を募集中。75ドル出資の約束で
入門モデルの City Cruiser タイヤを2本、100ドル出資の約束で上位モデルの
City Pro タイヤを2本、それぞれ手に入れることができるという説明です。
一般販売時にはそれぞれ130ドル、150ドルほどになるとのこと。送料追加で
海外発送にも対応ということですので、空気入れにかける時間と労力を考えて
どうぞ。また、続きには手作り感のあるプロモーション動画を掲載。空気圧が
増えていく様子も、いちおう紹介されています。
◎http://japanese.engadget.com/2011/08/29/pumptire/
- 1 :一般人φ ★:2011/08/28(日) 23:48:33.90 ID:???
- 早稲田大学理工学術院は、分子内の電子波動関数の変化を、「100アト秒」(1アト秒=1018の1秒=100京分の1秒)
という従来にない超極短時間の分解能で測定したことを発表した。
今回の研究は先進理工学部准教授の新倉弘倫氏らと、カナダ国立研究機構と共同で行われ、米国物理学会誌
「Physical Review Letters」オンライン版で公開された。
電子は原子や分子の中で、ある確率に従って分布しており、その空間分布や位相は「波動関数」として表される。
ご存じの方も多いかと思うが、波動関数とは大ざっぱにいって「この位置にこの電子がある確率は何パーセント」
という形で表現するもので、我々の日常的なスケールの世界における物体のように、1つの場所に絶対的に存在
するわけではない。よく、原子核の周りを小さな球体が周回しているようなイラストがあるが、あれはわかり
やすくするために一種のデフォルメであり、より正確な表現をすれば、電子が原子核を雲状に覆っているのが近い。
その分子中の電子状態や波動関数は、光などの外部からの刺激によって変化し、化学反応を初めとするさまざまな
物性の現象を引き起こす。よって、電子の空間分布(波動関数)がどのように変化するかを実時間で追跡し測定
することは、有機反応や生体反応における選択性や、物質の新たな機能の解明などにつながると期待されている。
一般的に分子振動や物質の構造変化はフェムト秒(1015の1秒=1000兆分の1秒)の時間領域で起こるが、さまざまな
電子の運動を測定するためには、アト秒の時間分解能が必要という。複雑なエネルギー準位を持つ分子について、
内部の電子波動関数の時々刻々の変化などを調査する場合などは、特にアト秒単位の精度が必要で、新たな
測定法の開発が求められていた。ちなみに1アト秒間では、1秒間に約30万km進める光ですら、わずかに約0.3μm
しか進めないという、とてつもなく短い時間である。
今回の研究法では新たな実験方法を開発し、初めてアト秒の時間分解能でエタン分子の中を動く電子波動関数の
変化を測定。まず、エタン分子を高強度のフェムト秒レーザーパルスでトンネルイオン化。イオン化時に、
分子の価電子状態に約2.0フェムト秒の周期を持つ電子運動(電子波束運動)が生じるので、その電子波束をイオン化
によって同時に分子から放出された電子(=「再衝突電子」)を用いて検出するという仕組みだ。
再衝突する際に「高次高調波」と呼ばれるコヒーレント(レーザーのように周波数のそろった状態)な
極端紫外~軟X線が発生するので、適切な発生条件を実験的に選ぶことで再衝突する時間に変換できるという
わけである。また、高次高調波の偏光方向は分子内の電子の空間分布を反映する。偏光方向の時間変化を測定する
ことで、分子内でどのように電子運動が起こっているかが観測できるのだ。
実験ではさらに、分子に対してさまざまな角度から再衝突電子を当て、その結果として生成した高次高調波の
偏光方向を測定。それぞれの再衝突(検出)時間において、分子内の電子がどのような空間分布を持つのかを測定した。
その結果、電子が動き出してから約800アト秒後より1500アト秒までの約700アト秒の間、エタン分子内の電子
波動関数の空間分布が大きく変化していることを観測できたという。
今回新たに開発された電子運動の測定法は、時間分解能の追求だけでなく、化学反応途中や生体分子における
分子内の電子移動を波動関数の変化としてリアルタイムで観測するための基板技術となるとしている。
▽記事引用元 マイコミジャーナル(2011/08/25)
http://journal.mycom.co.jp/news/2011/08/25/087/index.html
▽Physical Review Letters
「Probing the Spatial Structure of a Molecular Attosecond Electron Wave Packet Using Shaped Recollision Trajectories」
http://prl.aps.org/abstract/PRL/v107/i9/e093004
- 1 :ライトスタッフ◎φ ★:2011/08/24(水) 23:11:33.93 ID:???
- ブラザー工業は24日、メガネ型のディスプレー装置を世界で初めて開発した
と発表した。実際の視野を妨げることなく画面を確認できるのが特徴で、
10月から製造現場の作業員用機器として出荷を始める。
メガネのレンズ部分にディスプレー装置を取り付けると、ディスプレー内で
表示されている映像が目の前に広がる。映像を投影している反射板が半透明で
あるため、装置を付けたままでも視界を確保。目の前の風景とディスプレー内の
映像を同時に確認できる。
当面は業務用のみでの販売だが、将来的には娯楽用機器としての販売も検討中という。
◎ブラザー工業(6448)のリリース
http://www.brother.co.jp/news/2011/airscouter/index.htm
◎http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110824/rls11082422520000-n1.htm
- 1 :☆ばぐた☆ ◆JSGFLSFOXQ @☆ばぐ太☆φ ★:2011/08/24(水) 20:00:23.76 ID:???0
- ★プログラマー過労自殺「困難な仕事でなかった」大阪地裁、労災請求を棄却
・平成14年に大阪府豊中市のプログラマー、北口裕章さん=当時(27)=が
過労自殺で死亡したのは、達成困難なノルマを課せられたためとして、
会社員の父、久雄さん(68)が国に労災認定を求めた行政訴訟の判決が24日、
大阪地裁であった。中村哲裁判長は「本人の能力からみて、特段困難では
なかった」として、原告の請求を棄却した。
原告側は「入社1年足らずで複雑なシステムを組まねばならないのに、先輩や
上司からの指導がなかった」と主張したが、中村裁判長は「会社の支援体制に
問題はあったといいがたい」と退けた。
判決によると、北口さんは13年10月に京都市内のコンピューター会社に入社。
翌14年6月3日未明、豊中市内の雑居ビル5階から飛び降り自殺した。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110824/trl11082419190004-n1.htm
・「敗訴したが、ここで引き下がるわけにはいかない」。北口裕章さんの父、久雄さんは
判決後にそう語った。
北口さんはプログラマーだったにもかかわらず、自殺翌日の平成14年6月4日には、
取引先に1人で打ち合わせに行く予定だった。精神的な負担は大きかったとみられ、
周囲には「仕事が大変だ」とメールを送っていたという。
北口さんの死後、仕事を引き継いだ元同僚は「入社したてでは絶対にこなせない
難易度と分量だった」と話し、裁判でも同様の証言をしたが、判決では証言の大半が
採用されなかった。
久雄さんは15年7月、労働基準監督署に労災を申請したが、行政段階で不認定が
確定したため、20年9月に提訴。会社勤務の傍ら、コンピューターの技術職を目指す
学生に体験を語るなど、過労自殺の防止に向けた活動を続けている。
久雄さんは「仕事内容を最もよく知る元同僚の証言が唯一の救いだと思っていたが、
取り上げられず非常に残念だ」と話した。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110824/trl11082419180003-n1.htm
- 1 :宇宙三銃士スターボーφ ★:2011/08/23(火) 15:27:02.72 ID:???0
- 動画投稿サイト「ユーチューブ(YouTube)」に掲載された動画や音楽データの無料ダウンロードを可能にするサイト
「TUBEFIRE」で著作権を侵害されたとして、日本レコード協会加盟のレコード会社など31社が、同サイトを運営する
企画会社「ミュージックゲート」(東京)にサービスの停止と計約2億3000万円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に
起こしたことが分かった。
提訴は19日付。同協会は、同サイトの利用者が月約220万人に上っており、多数のミュージックビデオなどが
違法ダウンロードされ、音楽配信事業の発展が妨げられていると訴えている。
原告は日本コロムビアやユニバーサルミュージック、ジャニーズ・エンタテイメント、エイベックス・エンタテインメントなど。
原告側によると、音楽関連ファイルのダウンロードサービスを巡る提訴は初めてという。
訴状などによると、同サイトは2007年に開設された。利用者はユーチューブに投稿された動画を選択した上で、同サイトに
移動して操作すれば、音楽関連ファイルを無料でダウンロードできる。会員登録や専用ソフトも不要で、利用者はダウンロード
したデータを携帯電話や携帯音楽プレーヤー「iPod(アイポッド)」などに取り込めば、いつでも動画や音声を再生できる。
ユーチューブを運営する米検索大手「グーグル」は、投稿された動画を利用者がダウンロードすることを規約で禁じている。
同協会によると、同サイトはユーチューブの動画をダウンロード可能なファイルに複製した上で、利用者に提供する仕組みという。
原告側は訴状で、権利者の許諾を得ずに動画を複製し、不特定多数の人に送信できる状態にすることは、著作権法上の
複製権と公衆送信権の侵害にあたると主張。同サイトが「利用者の違法行為を助長し、音楽配信ビジネスの発展を阻害している」
と批判している。
(2011年8月23日14時30分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110823-OYT1T00572.htm?from=rss&ref=rssad