宇宙にある巨大な銀河団の周辺に、赤く輝く星形成銀河を多数発見したことを発表した。
同成果は東大大学院理学系研究科/国立天文台光赤外研究部・日本学術振興会特別研究員の小山佑世氏、
国立天文台ハワイ観測所・准教授の児玉忠恭氏、国立天文台ハワイ観測所・サポートアストロノマーの仲田史明氏、
東大大学院理学系研究科・准教授の嶋作一大氏、東大大学院理学系研究科・教授の岡村定矩氏らによるもので、
米国の学術雑誌「The Astrophysical Journal」に掲載された。
銀河はその誕生から、互いの引力で引き合い「銀河群」とよばれる小さな銀河集団や「銀河団」とよばれる
大きな集団を作りあげてきたが、ただ群れ集まるのではなく、群れを作りながら、銀河自身もその性質を変化
させてきたと考えられている。例えば、銀河団のような「銀河の大都会」に住む銀河は、そのほとんどが楕円
銀河やレンズ状銀河だが、大きな群れに属さない孤独な銀河は、その多くが渦巻銀河である。
そうした銀河世界のルールは、いつどのように確立したのかは謎であり、多くの研究者が遠くの宇宙の銀河団を
観測することで、過去の宇宙で銀河が群れ集まる様子やどのように進化してきたのかを検証しようという
試みを行っている。
同研究チームは今回、おおぐま座の方向にある約40億年前の宇宙の巨大な銀河団「CL0939+4713」をターゲットに選び、
すばる望遠鏡の主焦点カメラ「Suprime-Cam」を用いて、銀河の星形成活動を捉える優良な指標とされている
水素の"Hα線"の観測を行った。
(引用ここまで 全文は引用元をご覧ください)
▽記事引用元 マイコミジャーナル(2011/08/09)
http://journal.mycom.co.jp/news/2011/08/09/087/index.html
▽国立天文台プレスリリース
http://subarutelescope.org/Pressrelease/2011/08/05/j_index.html
▽The Astrophysical Journal
「Red Star-Forming Galaxies and Their Environment at z=0.4 Revealed by Panoramic Hα imaging」
http://iopscience.iop.org/0004-637X/734/1/66
Googleと米Motorola Mobility Holdings(以下、Motorola Mobility)は15日(米国時間)、
GoogleによるMotorolaの買収について最終合意をしたと発表した。買収額は1株あたり
40ドル、総額は約125億ドルで、8月12日の終値に63%のプレミアムを加えているという。
Motorola Mobilityは、Motorolaより分社化された、主にコンシューマ向けのモバイル端末
などを手がけるメーカー。Googleでは、Motorola Mobilityを引き続きAndroidのライセンサー
として位置付け、買収後も別々のビジネスとして運営する予定としており、Androidに
ついては現状同様、オープンなままで継続する意向だ。
なお買収については、米国や欧州連合(EU)などで規制当局から承認を受ける必要が
あるほか、Motorola Mobilityの株主からも承認を得る必要があるとのこと。両社では、
買収は2011年中、あるいは2012年の早いうちに完了する予定としている。
http://cloud.watch.impress.co.jp/docs/news/20110815_471043.html
プレスリリース
http://mediacenter.motorola.com/Press-Releases/Google-to-Acquire-Motorola-Mobility-3797.aspx
木などの緑色植物もCO2を吸収するが、より効率的な環境技術が実現するかもしれない。
DACの開発に取り組む研究者たちは未だ少数だが、その効果に自信を持っている。温室効果ガス増加への対抗策は
待ったなしで、仮に明日から世界中で化石燃料の使用をストップしても、対策を取らなければ地球環境は悪化の一途を
たどると主張している。
しかし2011年6月、アメリカ物理学会(APS)が公開した2年間の研究に基づく報告書は、コスト効率の面でDACの可能性に
疑念を投げかけた。APSは公開データを分析し、少なくとも短期的な効果は難しいという結論を出したのである。
一方、研究者たちは勝算有りと見通しを語る。未公開のデータも含めて、他の技術との併用や、使い方によってはコストの
相殺も可能だという。例えば回収したCO2を、トラックや航空機、乗用車の動力源として広く使われている液体炭化水素燃料用に
リサイクルすると特に効果が高い。効果の実証と商用化を目指して進むDACの研究を紹介しよう。
◆CO2を吸収する“人工樹木”
DAC研究の第一人者、コロンビア大学のクラウス・ラックナー氏は、同大学地球研究所のブログに「Yes, We Can Afford to
Remove Carbon from Air(大気中からCO2を取り除くことは十分に可能)」と題した記事を投稿。「コスト面に関して否定的な
分析結果を出したAPSも、DACが大気中のCO2を減らす数少ない方法の一つであることは認めている」と指摘した。
ラックナー氏は、同研究所の持続可能エネルギー・レンフェスト・センター(Lenfest Center for Sustainable Energy)の責任者を務めている。
同氏のチームは、大気中のCO2を取り除く特殊な吸着剤を利用した人工樹木(実際には塔)を開発。自然の植物よりも
大幅に効率が優れており、CO2の吸収量は同サイズの樹木の1000倍に達するという。
「吸収プロセスを進めるためにはエネルギーが必要だ。しかし、現行のアメリカの発電システム(50%が石炭、20%が天然ガスに依存)を
利用した場合でも、吸収が排出を上回る。排出量の5倍は期待できるだろう。再生可能エネルギーを使用すれば、効果はさらに高まる」。
ナショナルジオグラフィックニュース
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20110815002&expand#title
(>>2以降へ続く)
・光のエネルギーを99%以上吸収してしまう、石炭より黒い惑星を米ハーバード・スミソニアン
天体物理学センターの研究者らが発見した。
惑星の大気に光の吸収を促す物質が存在するとみられるが、それだけではこの黒さを
説明できず、大きな謎として話題を呼んでいる。英国王立天文学会がホームページで発表した。
「黒い惑星」は木星ほどの大きさ。地球から、りゅう座の方向に750光年離れた恒星のそばを
回っている。科学者らが、米ケプラー衛星が観測した光の反射率データを調べたところ、
ほとんど光を反射しない「黒い惑星」を見つけた。
恒星の光を吸収しているため、惑星の大気の温度は1000度以上に達し、吸収熱で表面は
わずかに赤みを帯びている可能性もある。大気には、光を吸収しやすいナトリウム、
酸化チタンなどがあるとみられる。
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110816-OYT1T00386.htm?from=main6
・KDDIは8月15日、auスマートフォン向けの通信速度制御を10月1日から運用することを
発表した。
auケータイ(EZweb対応機)向けには、前々月に300万パケット以上の通信をしたユーザーを
対象に、21時~翌1時の通信速度を制限する措置を実施していた。スマートフォン向けには、
直近3日間(前日を含む3日間、当日は含まない)の利用パケット数が300万以上の
ユーザーの通信速度を制御する。対象となるのは下り通信。通信制御の目的は、
CDMAネットワークの公平性を確保するためで、一定ユーザーが大容量の通信をすることで、
他ユーザーが受ける通信環境の影響を軽減する。
速度制御されたユーザーも継続して通信ができるが、通信速度に影響が出る可能性がある。
速度制御された後、直近3日間の利用パケット数が300万未満なら制御は解除される。
通信速度制御の運用に先立ち、KDDIは8月16日から、auお客さまサポート「今月の通話料・
通信料照会」で、直近3日間のスマートフォンにおけるパケット通信量の目安を確認
できるようにする。
なお、WiMAXネットワークとWi-Fi利用時の通信は制御対象には含まれないが、通信制御の
基準は変更される場合があるという。変更時は別途案内される。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110815-00000017-zdn_m-mobi